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近くて甘い

第44章 White Prince and Black Prince


初めて愛花ちゃんとコスメショップに行ったときのあのキラキラした笑顔は今でも忘れられない…



そっか…



愛花ちゃん、メイクの才能があったんだ…




「あ…真希様っ…」



みんなのメイクを終えた愛花ちゃんは私を見付けると、何故かバツの悪そうな顔をした。





「すっかりメイクアーティストだねっ!」



「いえいえっ…そんなんじゃ…」




照れたようにして俯いた愛花ちゃんがかわいくて、私はニコリと笑った。




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