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近くて甘い

第45章 おかえりなさいませ、ご主人様っ!?

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「うわっ…混んでますね…」



長い長い行列をみて、酒田が目を大きく見開いた。




これじゃあ随分待つな…


果たしてこの高校生たちに紛れながら、社長が大人しく待つことなんて、出来るのだろうか…




そんなことを、思った矢先のことだった。




「くだらん!!何故この俺がこんなガキどもに紛れて並ばなきゃならないんだ!」



「あぁっ…!ちょっとっ!社長!」




案の定、列を無視してズカズカと前に進む光瑠のことを酒田は慌てながら追い掛ける。




そのとなりでフッと笑いながら要が後に続く。

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