この前、近くて遠くて、人を拾いました!?
第1章 支度 (近くて遠い)
「───社長、もちろん『真希さん』と『酒』以外ですよ?」
「─────…」
要に言葉を遮られ光瑠は開けた口を不服そうに閉じた。
「ほら、浮かばないじゃないですか」
「黙れっ…!今はそれについて話す暇は──」
「ハァっ…本当にすみませんっ…!!!」
突然目の前の階段の上から声がして、三人は顔を上げ、真希のその姿にゴクリと唾を飲んだ。
「隼人が中々寝なくてっ…お待たせしましたっ…」
ベアトップで深めのブルーのドレスが床まで伸びる。
髪をまとめているのでしなやかな肩のラインが露になり、17歳とは思えない色気に男共の目が釘付けになる…
真希はそんな三人の視線に気付かぬまま、小さめのイヤリングを付け直し、ドレスをなびかせて転ばぬようゆっくりと階段を降りてきた。
「すみませんっ…随分待たせてしまって…」
「「「 ………… 」」」
「……?あの……?」
依然として固まったままの三人を真希は首を傾げながら不思議そうに見つめた。
「─────…」
要に言葉を遮られ光瑠は開けた口を不服そうに閉じた。
「ほら、浮かばないじゃないですか」
「黙れっ…!今はそれについて話す暇は──」
「ハァっ…本当にすみませんっ…!!!」
突然目の前の階段の上から声がして、三人は顔を上げ、真希のその姿にゴクリと唾を飲んだ。
「隼人が中々寝なくてっ…お待たせしましたっ…」
ベアトップで深めのブルーのドレスが床まで伸びる。
髪をまとめているのでしなやかな肩のラインが露になり、17歳とは思えない色気に男共の目が釘付けになる…
真希はそんな三人の視線に気付かぬまま、小さめのイヤリングを付け直し、ドレスをなびかせて転ばぬようゆっくりと階段を降りてきた。
「すみませんっ…随分待たせてしまって…」
「「「 ………… 」」」
「……?あの……?」
依然として固まったままの三人を真希は首を傾げながら不思議そうに見つめた。