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この前、近くて遠くて、人を拾いました!?

第4章 主催者

「麗子様の美しさに驚きなさっているのですよ…」


「っ…瀧山たらっ…」



勝手に麗子さんの美しさに驚いたことされた私は、熱い視線を交わす二人を目を細めて見つめる。



「麗子様…私はもう瀧山ではありません。」


「……そうだったわね」



だぁぁあーっっ


飛んでくるハートが邪魔だわっ。


ほんと新婚さんって周り見えてないんだからっっ!


てか召し使い訂正しなさいよ!


すると、総一さんが優しく微笑んで麗子さんに近付いた。



「お久しぶりです…新代表着任おめで───」


「うぉおっなんか見たことあるぞっこの顔っっ!
ハハハハハハ~」


「………先輩、うるさいです。」



えっ?



「若村さんっ!」



突然声がした方を見ると、表情を変えないまま、レイを諫める若村さんがいた。

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