
春の風
第2章 出会い
昼休みになり
俺は自動販売機のところに来ていた
「えーっと…まずコーラに、涼太がいちごみるくで……「あっ!」
「うわあっ!!」
びっくりして俺はコーラを落としてしまった
「あ!ごめんおどかしちゃった?」
そう言って彼女はコーラを拾った
「ハイ!昨日は本当にありがとね!あのあと家でもいっぱい泣いて、もうスッキリ!!」
あなたのおかげだよ、と言って彼女はまたあの笑顔を見せた
「…いや、別に俺は何も…」
「あ!あとでタオル持ってこうと思ってたんだけど
今渡しちゃうね。ちょっと待ってて」
そう言って彼女は2ー7の教室へと入って行った
