
やばっ!
第1章 狼と私。
ぎしっ
暫く快楽の余韻にひたり、ぼーっと宙を眺めていた。
『レイ…………あの時の言葉は…本当?』
そう言って私の顔を覗きこんできた彼。
…あぁ、そっか。
私彼に告白しちゃったんだ…
しかもあんな恥ずかしい格好で。
恥ずかしくて彼の顔が見れない。
恥ずかしさのあまり、彼の胸にすりより顔を隠し、こくっと頷いた。
すると、彼にギュッと抱き締められ耳元で呟かれた。
びっくりして彼の顔を見るべく顔を上げた瞬間チュッとリップ音をたててキスされた。
『レイ…愛してるよ。君はずっと僕のものだ…』
「うん…」
こうして、愛の深まった二人は第二回戦に突入するのだった…
――もう一生離さないからね――
