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あずさと美里。実の姉二人と関係を持った優。二人はそれぞれに優を求め、優もあさみとの為だと言い聞かせながら、その関係を続けていた。

あずさは優しく、美里は本能的に優と交わる。また、優は二人から知識と実技を教わる。
少し前まで頭でっかちな童貞だった優は、二人の姉から教わる様々な行為をそれぞれイメトレと『復習』でモノにしていった。

この時の優は、指マンとクンニを覚え、この二つで二人の姉のストレス発散の相手をする様になっていた。

あずさも美里も、掛け値無しでそれを期待する様になっていった。



そんなある日。

もうすぐ夏休みという時期で、その日は朝から青空が広がっていた。
天気予報では、にわか雨に注意という予報があったので、優は折り畳み傘を持って登校していた。

予報は見事に的中。にわか雨とは名ばかりの、激しい夕立が降っていた。今で言うゲリラ豪雨…とまではいかないものの、かなりの強さに、

優『あ〜ぁ…こりゃあ、折り畳みじゃあダメだな』

と、半ば呆れていた。

放課後になってもその激しさは衰えず、足止めを喰らう生徒が教室で、雑談していた。

優『やっべぇなぁ…これ遅くなるかも…』

そう思って外を眺めていた優の元に、あさみがやって来た。