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あさちゃん

第12章 夕立

驚いている優とあさみを見ながら、

あずさ「お風呂…丁度沸いてるけどw」

美里「今日は特別『あつい』日だったからねぇ〜w」

あずさと美里は意味深な言葉を残しながら、それぞれの部屋に戻って行った。

優とあさみは気まずくなり、それぞれ『お先にどうぞ』と譲り合う。



結局二人で一緒に風呂に入り、優のTシャツとジャージを着たままあさみをあずさのクルマで送った。

帰りの車内では、あずさと美里が優を茶化してくる。

あずさ「若いって、良いわよね〜w」

美里「『あさちゃん…大好きっ』…っクウゥゥゥッ!良いなぁーwアタシも言われてーwww」

あずさ「そうね〜。ストレートに、男に言ってもらいたいわぁw」

終始車内は賑やかな感じだった。

しかし、家に帰るとそれは一変する。正確に言うなら、優と相手がいる前では、その素顔を見せない。

美里「お姉ちゃん…ちょっと…」

あずさ「…ん…」

あずさと美里は帰宅後、美里の部屋に入っていった。

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