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あさちゃん

第3章 遭遇

あずさ「あらら…可愛い感じにしちゃってる〜」

美里「まぁ、所詮中学生って感じじゃない?」

好き勝手にあさみの格好について話をしている姉達。二人をおいて、優はクルマを降りてあさみの元に駆け寄った。

優「おはよう大橋さん。待たせたかな?」

あさみ「おはよう!大丈夫、気にしないで」

優「いやぁ、こっちが誘ったのに待たせてたら悪いよ」

あさみ「そんな…あたしは気にならないよ」

二人がそんな会話をしていると、ぶった切るように横から

あずさ「初めまして〜♪優の姉のあずさでーす」

美里「同じく姉の美里〜っ。今日はよろしく〜w」

と割り込んでくる。あさみは二人の格好に若干引きながらも、すぐに挨拶する。

あさみ「山口くんのクラスメイトの大橋あさみです。今日はよろしくお願いします」

あさみ「いえいえ、こちらこそ」

美里「じゃあ早速行こっか。どこか行きたいとこある?」

あさみ「いえ…今日はお任せします」

あずさ「じゃあ、(隣の県の繁華街の)Tに行こうよ。せっかくクルマあるし、どうせなら美味しい店や面白いところが良いよね」

こうして四人はTに向かった。

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