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あさちゃん

第3章 遭遇

あさみ「好きっていうことなのかも知れませんけど、それとはちょっと違う感じなんです。とにかく気になるんです」

美里「あらぁ〜wやっぱりかぁ〜」

あさみ「?…やっぱりって?」

あずさ「ゆーちゃんから話聞いてたのね。あさちゃんが話しかけてきた日のこと…」

美里「それ聞いたら、多分そうなんじゃないかなって思ったんよ。だからその娘はどんな感じなのかなって…」

優「…姉ちゃん、もうよくない?」

美里「何アンタ照れてんの?w」

あずさ「ゆーちゃんはあさちゃんのこと…どう思ってるの?」

美里「まあ、『童貞ゆーくん』のことだから、言わなくても分かるけどw」

優「…(だから何なんだよ。姉ちゃん達には関係無いだろう)」

あさみ「…山口くん。あたしのこと…どう思う?」

美里「ほら、アンタ…あさちゃんが聞いてんだから、何か言いなさいよ」

あずさ「あさちゃん、『山口くん』なんて言わなくて良いよ。ゆーでも、優でも、好きな呼び方で良いよ。私が許すw」

あさみ「はい。分かりました。…優くん、あたし…あたし…」

優は集中砲火を浴び、顔を紅潮させながら、うつ向いたまま何も言えなかった。

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