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あさちゃん

第8章 練習

あずさは優の正面に立ち、優の手を取り、ベッドに誘った。
優もあずさが今から何をするのか、薄々分かっていた。しかし、これはあさみを裏切る行為になるのではないかという、疑問があった。

あずさ「いい?女って、心が満足できればそれでいい、って思う生き物じゃないの。時にはイケナイって分かっていても、カラダの満足を選ぶことだってあるの。あさちゃんがそういう娘じゃないって思う気持ちは分かるけど、そうなった時は遅いの」

優はあずさの言葉に頷く。

あずさ「そうならない様に、今からお姉ちゃんと、女のカラダの勉強…しよ?」

あずさの誘いは、性欲が盛っている優には魅力的なものだったが、優は先ほど感じた疑問をあずさにぶつけてみた。

優「姉ちゃん…今から姉ちゃんと、そういうことしたとしてさ…あさちゃんに対して、何か裏切った感じがあるんだけど」

優の質問は、今のあずさにとっては、優を逆に言いくるめる格好の材料となった。

あずさ「それじゃあ、こう考えて…あさちゃんを他の男に盗られない様にするための練習。その練習に、お姉ちゃんが付き合ってあげる…練習だからいくらエッチなことしても、あさちゃんが盗られなかったら、それは良いことじゃない?」

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