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あずさ「でもね、ある時思ったの。本当に好きな人とセックスして、それで感じられるなら、どれだけ幸せか…って」

優はあずさの赤裸々な自分の体験談を、素直に聞いていた。

あずさ「それからかな…男の人が、私の中で二種類に分けられる様になったの。セックスさせてあげるだけの人と、本当に身も心も好きでいたい人に」

あずさ「でも、女として…その自分の気持ちに嘘をつきたくないっていう想いと、その周りに嫉妬する気持ちが一緒に渦巻いて、寝取った男だっている。その時は、別の快感があって、それはそれで気持ちいいセックスだったの」

そこまで言うと、優が口を開いた。

優「俺は…あさちゃんが、姉ちゃんみたいな女だとは思いたくない。少なくとも…今は、俺は一緒に居たい」

優の言葉を聞いて、あずさも返す。

あずさ「それは、ゆーちゃんがあさちゃんを好きだと思っていても、あさちゃんの気持ちが離れたら、脆い感情になるのよ？」

優「じゃあ、そうならない為には…あさちゃんの気持ちが離れない為には、どうしたらいいの？俺は…」

優の不安な心が垣間見えたところで、あずさが一つの提案をしてきた。

あずさ「今のところ、あさちゃんの気持ちはゆーちゃん一色。それを固める為に、今度はカラダの勉強をしないとダメなの。分かるよね？」

そこまで言うと、あずさはベッドから立ち上がり、優の方に近づいていった。