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あさちゃん

第9章 思惑

部屋に戻ったあずさを待っていたのは、腕組みをした美里だった。(誰も居ないと思っていたのに、人が居るということに)驚いているあずさに対して、

美里「おっ帰りぃ〜。『お楽しみ』はどうだった?w」

美里は意地の悪そうなにやけ顔で、あずさに優とのことを訊いてくる。薄々そういうことだろうと思っていたあずさは、臆することなく答える。

あずさ「そうね。それなりかな。覗いてたの?」

美里「覗いてたなんて…エッチな音とエッチな声が聴こえてたからね〜。それにつられてね〜」

あずさ「それで?」

美里「それで…って。お姉ちゃんさぁ、流石に姉と弟はマズイでしょ」

あずさ「…」

美里「今んところはフェラで済んでるけど…まさか、セックスまでするつもりじゃ…」

あずさ「やったら…何なの?」

美里「何なのじゃないよ。あさちゃんっていう彼女になりそうな娘が居るんだよ…?それに姉弟でセックスって…」

あずさ「…あんたこそ、ゆーちゃん誘惑しといて、何よそれ?」

美里「は?何のこと?」

あずさ「クンニされて…感じてたんでしょ?あんた…かなり積極的だったもんね。顔・面・騎・乗」

美里「え…あ、あれは」

あずさ「あれは何なのよ。私の時と何が違うのよ」

美里「…」

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