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あさちゃん

第9章 思惑

あずさ「美里…あんたさぁ、ゆーちゃんをあんな感じで誘っておいて、結局自分勝手に感じて終わり…援交オヤジ相手に股開いてなさいよ」

美里「…それって、酷くない?ゆーだって、それなりに乗ってきたのに…」

あずさ「じゃあ…抜いてあげたの?」

美里「…」

あずさ「確かに、世間的にはタブーなこと。胸張って言えることじゃないけど…弟を思う気持ちに変わりはない」

美里「それなら尚更、ゆーと深い関係になったら…」

あずさ「生殺しの状態よりは、マシだとは思わない?」

美里「っ…」

あずさ「あさちゃんと最後はくっつくのが普通。それまでの手助け…その時までの都合の良い関係でも構わない」

美里「…お姉ちゃんって、ブラコン?」

あずさ「分かんない」

美里「自覚症状なし。重病か…」

あずさ「そういう美里は?」

美里「ゆーだからっていうのは無いかな。イケナイことしてるって感覚が興奮するかな?」

あずさ「カラダが満足したらいいってだけ?」

美里「まぁね。ただ言えるのは、その為には手段は選ばないし…」

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