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夜のデート

第1章 夜のデート

ズボンのベルトをゆるめて、ズボンと下着を膝まで下ろすと、ヒロのピンク色のアレが勢い良く飛び出した。
血液を吸って、大きく膨らんだそれの先がぱっくり割れてひくひく動いている。
今まで何度も見てきたヒロのアレ。
でも今日はまた別のものに見えている。
そこにヒロがポケットから取り出したコンドームを上からするりとかぶせる。
わたしとヒロを隔てる一枚の薄い壁。
避妊具っていう名前はとてもエッチな名前だとわたしは思う。
狭い個室の中でする、二人だけの行為。
わたしはヒロにオシリを向けて、下着を膝までするりと下ろす。
和式トイレにまたがるように、足を開いて、でも壁に手をついて、中腰の体勢。
おしりから、全部ヒロに見えてしまう。
「すごくエッチだよ、ハルカ」
ヒロはそう言って、わたしのスカートをめくる。
エッチな部分がヒロには丸見え。
そのことを想像しただけで、わたしの心臓が高鳴る。
いつもと違う場所でする、ドキドキの行為。
ヒロの両手がおしりに触れて、やさしく左右に引き裂かれる。
開かれた部分が冷たく感じる、少し不思議な気分。
「濡れてる…」
ヒロが呆けた声でわたしを責める。

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