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誘惑~甘美な秘蜜~

第2章 202号室

「人肌恋しくてさ…。」


一言言っただけで、また力強く抱きしめるタカシ。


「そっか。そういう時あるよね。よしよし。」


あまり深くは詮索せずにリカコは頭をポンポンと叩き、タカシの身体をソッと離して語りかける。


「じゃあ…今日は私が貴方の彼女♪だから、いっぱいラブラブしちゃおう!」


返事に戸惑っているタカシにウインクをしてリカコは続けた。


「ねっ♪」


無邪気な笑顔にタカシの顔もほころんだ。

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