テキストサイズ

誘惑~甘美な秘蜜~

第2章 202号室

「なに考えてたの?元カノの事?」


怒った表情でタカシを見つめるエミ。


「いやいや…違う違う。冗談でも、まさか付き合っちゃうとか言われると思ってなかったから。」


ウソではないが、本当の所はやはり言い出すことが出来なかったタカシだった。
そんなタカシの言葉を半信半疑で聞いてるエミは。


「ふーん。じゃあ、本当だって事見せてあげるから、ベッド行こ。」


「えっ?あっ!」


タカシの返事など待つこともなく、エミは、シャワーの蛇口を閉めきると、タカシの事を置いて浴室から出て行った。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ