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誘惑~甘美な秘蜜~

第2章 202号室

唇を離したタカシは、ベッドの上に立つエミを軽く持ち上げ、ベッドの縁へと下ろすと、優しくエミの身体を後ろへと招いた。

浴室から出てきた時に何も巻かずに出てきたエミの胸の膨らみを優しく包み込むように揉みながら、エミの顔を見ていると、タカシの頭を引き寄せるようにエミは口づけをせがんだ。

優しく唇を重ね、互いの唇が離れると、また優しく重ねる。
それは、まるで、互いの思いを確認する恋人のような、甘い口づけのようだった。

タカシの優しく包み込む愛撫の中に、時折硬くなった乳首を弾く指に呼応するように、息づかいも徐々に荒くなっていくのを感じ、タカシは、腕の下にいるエミから下に身体をずらして、空いているもう一つの胸の膨らみへと唇を移していった。


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