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histoire d'amour eternel

第8章 雨が上がったら

「こんな事、出来ねーじゃん?」




―――――!?




そう言って、ふわりと優しい笑みを浮かべながら私の顔を覗き込む彼は



私の右手を、ギュッと握っていて。



私は、突然の事にビックリで。

凄く、恥ずかしくて。



だけど、凄く嬉しくて。




顔を真っ赤にしながら



「うん……//」



彼の手を、ギュッ。




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