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histoire d'amour eternel

第14章 新月



「……何よ」


「ん?別に?」


「今笑ったっしょ」


「気のせいだよ」


「……ふーん…?」



不意に落ちない顔をして。

再びテーブルに突っ伏せて願い事を練り直そうとしてる彼女。




そんな彼女を見てると、何を願おうか考えてた事が一瞬で浮かんだ。



――――と言うか。





「出来たッッッ!!」


「これ、全部叶うかなー♪♪」


「ねっ!?どう思う!?」





悩むまでもなく、決まってた。



というが正しいの、かも?








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