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histoire d'amour eternel

第22章 最上級





君も。


あたしに応えるように、抱き締める腕の力を加え


ギュッとあたしを優しく、そして力強く抱き締める。



君の温もりを更に強く感じて


君の香りもより一層深く鼻腔を抜けた時


あたしの中の


君への“好き”がいっぱいいっぱい溢れ出して


沢山沢山、たくさん溢れ出して


どうしようもないくらい溢れ出して



君の首に回す腕をギューッと力を入れ



君の頬に頬を合わせ




「大好き」




溢れ出した君への想いは、言葉となり


君の心へと囁く。




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