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histoire d'amour eternel

第28章 紫丁香花




「ッッ……‼‼」



思いがけない行動と、思いがけない言葉で私の思考は、更に更にフリーズ。

完全、思考停止。



そんな私にお構いなしに次から次へと言葉を投げる、君。


「今日はキープっとくだけだから♪」


「キープって…」


「ん?何か不満?」


「ふふふ、不満なんてそんなっ…!」

「でしょう?嬉しいでしょ?」


「う、うん!うん!」


「だから、今日はキープ。

近々、ちゃんとしたの渡すから待ってて?」



って、優しく微笑する君。



きっと、プロポーズって。

指輪を準備して、凄くドッキリ的な感じで渡されるもんだと小さな頃からテレビ等を観て勝手に描いてたんだけれど


まさか、こんな形で

しかも、近々指輪を貰えると断言されるプロポーズは想像してなくて。



だけど



形なんてどうでもいい。


もう、嬉しくて仕方ない。



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