I'll protect you.
第14章 友情
気が付くと静かに涙が流れていた
コウキ君に伝えたい
私のことを気にかけてけれたこと
迎えに来てくれたこと
私を見捨てないでくれたこと
味方でいてくれたこと
全部全部…
『…ありがとう……』
もっと伝えたい事はいっぱいあったけど
言葉にできなくて結局ありきたりなことしか言えなかった
でも、この言葉に嘘はなくて
私の正直な気持ちだった
一人になりたくないのに、
みんなといることに疎外感を感じて一緒にいることから逃げた
…弱かったのは私だ
味方だと言ってくれたみんなを
…信じれなかったのは私だった