I'll protect you.
第16章 夏休み
食材を買ってみんなで車に乗り込む
短い針が 4
長い針が 5と6の間
スーパーの近くにあるおもちゃ売り場で相当遊んでしまった
カナは今度こそシン君を倒すべく強そうな水鉄砲を購入
私とシン君とコウキ君にはたまたま見ていた花火をカナのお母さんが買ってくれた
『これくらい大きくなきゃ楽しくないでしょ!?
あっこれもいいわね!』
カナのお母さんは打ち上げ花火や手持ち花火を大量に買い占めた
「母さん…自分が花火したいだけでしょ…」
カナは自分のお母さんを見て苦笑い
…でもこんなお母さん憧れる
私のお母さんとはどうしてこうも違うんだろ…
私のお母さんもいつかちゃんと私を見てくれるのかな?