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I'll protect you.

第26章 お兄ちゃん

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『手伝ってくれてありがと!』


「いいえ…」


結局、ユウに頼まれた掃除は全て俺がやり、それをユウは座ってみてる形で掃除が終わった。


そして今、俺達は玄関を出て街の中をプラプラ歩いていた。


「どこか行きたいところとかある?」


俺がそう言うと、ユウは目をキラキラさせた。


『カナの家に行ってみたい!

お金もかからないし!』


「いいよ。汚くても何も言うなよ。」


『はーい!』


そうして俺達は、ちょうど着いていた電車に飛び乗って俺の家へ向かった。


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