I'll protect you.
第27章 過去
________________________________________
_________________________
_____________
「俺のどれー?」
「コウとシンのはそれ!」
「サンキュー」
家に帰ってすぐにアイスを開けた。
私が自分のアイスを食べようとしていると、私の右隣から熱い視線が……
「なにそのクレープみたいなやつ!?
俺の一口あげるからさ、一口くれよ!」
その瞬間、私の手ごとコウキ君は引っ張った。
『…え、あーーっ!!ちょっと!!!食べ過ぎ!!』
私が叫んだ時には、時すでに遅し……
「うんめぇぇぇ!!」
美味しそうに、私のアイスを口の中いっぱいに詰め込んで頬張っていた。
すると、シン君がコウキ君の頭を拳骨した。
「こら!ダメだろコウ!
これはユウのアイスだろ!?
なのに、ユウよりお前が多く食ってどうすんだ!」
「ごめんなさい…」
親と子を見てるようで本当に面白い…!
コウキ君の目がウルウルしてて子犬みたいで可愛い…
「お前のアイスもユウにあげなさい」
「はい…」
そして、自分のアイスを私に差し出してくるコウキ君。
「…半分あげる」
いじけたように言うコウキ君に私も意地悪をしてみる。
『全部もらうね♡』
コウキ君は驚いて目を真ん丸くして私を見た。
『嘘だよ!半分だけもらうね!』
私の言葉にコウキ君は安心したように息を吐いた。
どんだけ、アイス食べたいのよ……
そんなこんなで、あっという間にアイスを食べ終えた。
_________________________
_____________
「俺のどれー?」
「コウとシンのはそれ!」
「サンキュー」
家に帰ってすぐにアイスを開けた。
私が自分のアイスを食べようとしていると、私の右隣から熱い視線が……
「なにそのクレープみたいなやつ!?
俺の一口あげるからさ、一口くれよ!」
その瞬間、私の手ごとコウキ君は引っ張った。
『…え、あーーっ!!ちょっと!!!食べ過ぎ!!』
私が叫んだ時には、時すでに遅し……
「うんめぇぇぇ!!」
美味しそうに、私のアイスを口の中いっぱいに詰め込んで頬張っていた。
すると、シン君がコウキ君の頭を拳骨した。
「こら!ダメだろコウ!
これはユウのアイスだろ!?
なのに、ユウよりお前が多く食ってどうすんだ!」
「ごめんなさい…」
親と子を見てるようで本当に面白い…!
コウキ君の目がウルウルしてて子犬みたいで可愛い…
「お前のアイスもユウにあげなさい」
「はい…」
そして、自分のアイスを私に差し出してくるコウキ君。
「…半分あげる」
いじけたように言うコウキ君に私も意地悪をしてみる。
『全部もらうね♡』
コウキ君は驚いて目を真ん丸くして私を見た。
『嘘だよ!半分だけもらうね!』
私の言葉にコウキ君は安心したように息を吐いた。
どんだけ、アイス食べたいのよ……
そんなこんなで、あっという間にアイスを食べ終えた。