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───お前ら知ってるか!?と言いながらテーブルに座るコウキ君にカナは箸でコウキ君の方を指した



｢お前は情報が遅いだけだ。

でも、シンが言うには付き合ってない｣



｢その噂くらい俺だって知ってるから！！

俺も付き合ってないって思ってるけどさ！

さっき……見たんだよ！！｣



見た…ってなにを？


私は飲もうとした味噌汁を置いてコウキ君を見た




｢楓とシンが……


サッカー部の部室の裏で抱きしめ合ってたんだよ!!!!｣



うそ……



それじゃあ、二人は……



その日は、ご飯が喉を通らなかった