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I'll protect you.

第1章 【第一部】思い出


コウキ君が泣きそうな顔でシン君を睨みつけてる…

「シンのバーカ!バーカ!バーカ!!」

それでもシン君は涼しい顔で笑っていた


「はいはい。

わかったからそろそろ行こうか」


シン君が私とコウキ君の間に入り
背中に手を回して歩き出す

コウキ君はさっきの拳骨が相当痛かったようで
頭を抱えながら終始無言で歩いていた


私達の家から歩いて10分もかからない場所にある海岸


そこが私達の遊び場だった



「おーそーいー!!!」



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