I'll protect you.
第32章 クマVSバカ3人+神
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「不等式っていうのは方程式とやり方は同じなんだ。
だからここは難しく考えないで───…」
時刻は0時をまわって眠気がピークになる時間帯
その眠気に負けてコウキ君は既に隣でダウンしている
カナは眠たい目を擦りながら、必死にシン君とマンツーマンをしている
「できた!」
そう言ってノートを掲げて喜んでいるカナの頭をシン君がワシャワシャと犬でも撫でるように雑に撫でた
「よくやった!
このまま頑張れば90点も夢じゃないぞ!」
「マジ!?
絶対ぷーさんって堂々と職員室で言ってやる!」
───やるぞー!!と意気込んでいるカナに負けじと私もシャーペンを滑らせた
すると、テーブルの上に置いてあったシン君の携帯が震えてディスプレイに映し出された文字
神崎 直人
誰だろ?と思ったけどロフトにいたシン君に携帯を持っていった
『シン君、携帯鳴ってるよ!』
「あ、本当だ。
マナーモードにしてたのか
ありがとさん」
───はい、どうした?
そう言ってシン君はロフトから降りて、外に出て行った
私はテーブルの前に座ってまた問題を解き始めると、カナが時計を見た
「こんな時間に電話……?」
『うん。シン君人気者だし若者に時間なんて関係ないでしょ!』
カナは、確かにと笑ってまた勉強を再開した
そしていつの間にか座ったまま私達は眠りについていた
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「不等式っていうのは方程式とやり方は同じなんだ。
だからここは難しく考えないで───…」
時刻は0時をまわって眠気がピークになる時間帯
その眠気に負けてコウキ君は既に隣でダウンしている
カナは眠たい目を擦りながら、必死にシン君とマンツーマンをしている
「できた!」
そう言ってノートを掲げて喜んでいるカナの頭をシン君がワシャワシャと犬でも撫でるように雑に撫でた
「よくやった!
このまま頑張れば90点も夢じゃないぞ!」
「マジ!?
絶対ぷーさんって堂々と職員室で言ってやる!」
───やるぞー!!と意気込んでいるカナに負けじと私もシャーペンを滑らせた
すると、テーブルの上に置いてあったシン君の携帯が震えてディスプレイに映し出された文字
神崎 直人
誰だろ?と思ったけどロフトにいたシン君に携帯を持っていった
『シン君、携帯鳴ってるよ!』
「あ、本当だ。
マナーモードにしてたのか
ありがとさん」
───はい、どうした?
そう言ってシン君はロフトから降りて、外に出て行った
私はテーブルの前に座ってまた問題を解き始めると、カナが時計を見た
「こんな時間に電話……?」
『うん。シン君人気者だし若者に時間なんて関係ないでしょ!』
カナは、確かにと笑ってまた勉強を再開した
そしていつの間にか座ったまま私達は眠りについていた