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I'll protect you.

第32章 クマVSバカ3人+神

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あれから5日が経ち


テストが明後日に迫った今日もシン君のお家でお勉強


この5日間毎日一緒にいた私達は学校でも家でも常に一緒で一心同体ってやつだろう


同じ目標に向かって頑張る仲間に支えられ苦手な数学が日に日にできるようになる


こんな奇跡に近いこと、今後一切起きない


だから、毎日一緒にいられる期間の一日一日を大事に過ごした



「……お!完璧じゃん」


私の丸付けをしていたシン君



『これでテスト範囲は終わったぞー!』


嬉しくて何度も何度も意味もなくシン君をベシベシ叩いてしまう始末



「じゃあ、次はこれの出番だな!」


そう言ってシン君はルーズリーフの束を私に差し出してきた



そこには……




《 優 専用 試験対策 》




『シン君これ、私のために!?』



いつの間にこんなの作ったの!?



「絶対出るだろうところと、

ユウが苦手なところ全部入れといたから

これやれば絶対90取れるよ。頑張れ!」



そう言って私の頭に手を乗せて笑うシン君に胸キュン



『ありがとう!絶対90以上とる!』



シン君の努力を無駄にはしない……!



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