I'll protect you.
第32章 クマVSバカ3人+神
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*シンside*
試験を翌日に控えた夜
長い泊まり込みの一週間がやっと終わる
「コウとカナ
お前らにも試験対策作ったから。
今日はこれやって寝て、
明日の朝早起きしてもう一回これやるだけでいい」
俺は問題集から出そうなところだけピックアップした試験対策プリントを二人に手渡した
「こんなのいつの間に作ったんだよ!?」
「お前らが寝てる間だ。
すやすや寝やがって」
こいつらが寝ない限り机が空かないからな
「すげぇ……手書きだ……
シンは俺らに付きっきりだったけど勉強大丈夫なのか?」
カナは申し訳なさそうに眉を下げていて、まるで犬だな
「家ではお前らの家庭教師だから
学校で自分の勉強はしてたよ。
数学に関してはお前らに教えてたおかげで満点とれる自信しかない」
人に教えるのは人より3倍理解しないといけないって言うしな
それもこれもあのクマがこいつらを馬鹿にしたからやるハメになったんだけどよ……
「あのクマを絶対謝らせてやる……」
決戦は明日の朝の2時限目
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*シンside*
試験を翌日に控えた夜
長い泊まり込みの一週間がやっと終わる
「コウとカナ
お前らにも試験対策作ったから。
今日はこれやって寝て、
明日の朝早起きしてもう一回これやるだけでいい」
俺は問題集から出そうなところだけピックアップした試験対策プリントを二人に手渡した
「こんなのいつの間に作ったんだよ!?」
「お前らが寝てる間だ。
すやすや寝やがって」
こいつらが寝ない限り机が空かないからな
「すげぇ……手書きだ……
シンは俺らに付きっきりだったけど勉強大丈夫なのか?」
カナは申し訳なさそうに眉を下げていて、まるで犬だな
「家ではお前らの家庭教師だから
学校で自分の勉強はしてたよ。
数学に関してはお前らに教えてたおかげで満点とれる自信しかない」
人に教えるのは人より3倍理解しないといけないって言うしな
それもこれもあのクマがこいつらを馬鹿にしたからやるハメになったんだけどよ……
「あのクマを絶対謝らせてやる……」
決戦は明日の朝の2時限目