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I'll protect you.

第32章 クマVSバカ3人+神

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運命の日


二日間にわたるテストが終わると

午後からは普通授業


5時限目は数学のテスト返却時間だった



「C組の最高点は100

平均点は54

最低点は…21

心当たりがある奴は覚悟しておけー」



カナとコウはクマを鋭い眼光で睨み付けている



次々と出席番号順に名前が呼ばれ、喜んでいる者から崩れ落ちている者まで…


とうとう、次はコウだ……


俺らはハラハラしながら呼ばれるのを待っているとクマはコウの答案用紙を一番後ろに回して

コウの次の奴の名前を呼んだ


「おい!なんで飛ばすんだよ!」


コウは立ち上がってクマに立ち向かったけど、コウとカナと俺の答案は最後に渡すと言った


クマがそう言うと不安になった二人が俺に縋り付いてきて今にも泣きそうな顔をしていた



「椎名、橘、日向」


俺らは名前を呼ばれて前に行くと俺に3人分の答案を渡してきた



橘 奏斗



……94!!



カナはガッツポーズをしてクマを指さした




日向 心


……100


こいつらに教えてたんだから当たり前か……





椎名 光輝





……90!!!?




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