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I'll protect you.

第7章 戸惑い



カナの家の真向かいにある海岸を二人で歩く

壊れた船や木が捨てられている場所に

小さなバスが捨てられていた


『ほら!あそこのバスの中に入れるの!』


私はバスを指さしながらコウキ君に言った


「スゲェェェェ!!

入ってみようぜ!」


はしゃぎながらバスに向かって走り出すコウキ君のあとを追って私も走る


バスの扉はすでに開いていて
中には簡単に入れた


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