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I'll protect you.

第37章 独占欲




神崎からの謎の助言から2日



「藤宮!怪我はもう大丈夫なのか!?」



藤宮 淳が部活に顔を出したんだ。



藤宮は俺を見るなり不気味に笑ってみせた



「1年C組 日向 心

1年にしてこの強豪サッカー部の新人エース

顔も良くて、頭も切れるとか?」




すると、藤宮は俺の目の前に立ち俺を見上げた


俺よりも小さな身長故に、何も怖くない



「……完璧なお前でも

致命的な弱点はあるよな?」




そんなもんねーし。



思い出したくない過去も



弱み握られることは何もしてない平凡な人生だったし





「優だよ。お前の弱点は」







……こいつ









「優の過去をバラされたくなかったら、

指定した場所に来い」






俺を追い詰めるために優まで……








《 私ね、その前の学校で離婚とお母さんが亡くなったことがきっかけで転校してきたって周りが騒いでて、イジメにあってたの……》








もし、俺が行かなかったら……









《だから、次の学校ではそんなの絶対に嫌だから…》











「わかりました。」










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