ショートラブストーリー
第1章 真由美
「え…?」
きょとんとした高橋さんの顔をみて、恥ずかしくてたまらなくなる。
……もう駄目っ…!
「ご、ごめんなさい!!急に変なこと言って…。忘れて!さよなら!!」
バックを掴むと急いで出口に向かう。
「待って!」
高橋さんの手があたしの腕を掴んで引き寄せられ…
そのままの流れで、あたしは高橋さんに抱きしめられてた。
「え、と…。高橋さん…?」
何でこうなったか戸惑ってるあたしに、抱きしめたまま高橋さんが囁いた。
「もう一度ちゃんと言って」
吐息が耳をかすめて、背筋がぞくりとした。
あたしははあ…っと息をつくと、震える声で告げた。
「…高橋さんが…高橋さんの事が、好きなんです…」
もう、今絶対顔真っ赤になってる!!心臓バクバクしてるのも分かっちゃうよね!?
抱きしめてる力が緩んで、少しだけ体が離れる。
高橋さんはきっとあたしを見てる。
だけどあたしは真っ赤になってるだろう顔を見られたくなくて、顔を伏せてしまった。
「…俺も」
「…え…」
「俺から言おうと思ってたのに。ずっと前からいいなって思ってた」
驚いて高橋さんを見返す。あたしの大好きな優しい目であたしを見つめてる。
「気付かなかった?」
あたしの事覚えててくれたり、優しくしてくれたり、慰めたり元気くれたり…大好きになった理由のすべてが
「そうだったらいいな、って…思ってた」
きょとんとした高橋さんの顔をみて、恥ずかしくてたまらなくなる。
……もう駄目っ…!
「ご、ごめんなさい!!急に変なこと言って…。忘れて!さよなら!!」
バックを掴むと急いで出口に向かう。
「待って!」
高橋さんの手があたしの腕を掴んで引き寄せられ…
そのままの流れで、あたしは高橋さんに抱きしめられてた。
「え、と…。高橋さん…?」
何でこうなったか戸惑ってるあたしに、抱きしめたまま高橋さんが囁いた。
「もう一度ちゃんと言って」
吐息が耳をかすめて、背筋がぞくりとした。
あたしははあ…っと息をつくと、震える声で告げた。
「…高橋さんが…高橋さんの事が、好きなんです…」
もう、今絶対顔真っ赤になってる!!心臓バクバクしてるのも分かっちゃうよね!?
抱きしめてる力が緩んで、少しだけ体が離れる。
高橋さんはきっとあたしを見てる。
だけどあたしは真っ赤になってるだろう顔を見られたくなくて、顔を伏せてしまった。
「…俺も」
「…え…」
「俺から言おうと思ってたのに。ずっと前からいいなって思ってた」
驚いて高橋さんを見返す。あたしの大好きな優しい目であたしを見つめてる。
「気付かなかった?」
あたしの事覚えててくれたり、優しくしてくれたり、慰めたり元気くれたり…大好きになった理由のすべてが
「そうだったらいいな、って…思ってた」