ショートラブストーリー
第6章 祐香(ゆか)
「…って事になって」
あたしの話に、恵実(めぐみ)は爆笑した。
「なんで笑うのよ!!」
「いや…だって…不幸だな、って…」
「そうでしょ!?ひどいよね!?」
「アンタがね」
恵実はコーヒーを飲みながらあたしに言う。
「えぇ!?なんでよ!?」
あたしは口をとがらせた。
「あたしの事本当に好きなら、嫌がる事しないはずじゃない!?やだって言ったのに止めないなんて有り得ないよ!!」
「フツーそこまでしたら止まんないでしょ」
呆れたように恵実が言って…あたしはちょっと不安になる。
「……そうなの?」
「多分ね。あたし男じゃないから分かんないけど」
恵実は笑いながら言ってあたしを軽く小突いた。
「謝ってくれたんでしょ?許してやんなよ」
…だけど。
「あたし、悪くないもん!!」
膨れっ面のままカフェオレを飲み干したあたしを、恵実はため息ついて見てた。
あたしの話に、恵実(めぐみ)は爆笑した。
「なんで笑うのよ!!」
「いや…だって…不幸だな、って…」
「そうでしょ!?ひどいよね!?」
「アンタがね」
恵実はコーヒーを飲みながらあたしに言う。
「えぇ!?なんでよ!?」
あたしは口をとがらせた。
「あたしの事本当に好きなら、嫌がる事しないはずじゃない!?やだって言ったのに止めないなんて有り得ないよ!!」
「フツーそこまでしたら止まんないでしょ」
呆れたように恵実が言って…あたしはちょっと不安になる。
「……そうなの?」
「多分ね。あたし男じゃないから分かんないけど」
恵実は笑いながら言ってあたしを軽く小突いた。
「謝ってくれたんでしょ?許してやんなよ」
…だけど。
「あたし、悪くないもん!!」
膨れっ面のままカフェオレを飲み干したあたしを、恵実はため息ついて見てた。