テキストサイズ

おれのペット

第5章 病院




優が帰ったのを確認してから

一真は病室に戻った。



病室では

ナースが検診をしていて

結花は病室の外で待っていた。



「結花ちゃんちょっといい?」



「うん…」



素直に着いてきてくれた。




病院の外に出て


一真は笑いだした。



「この状況で

 なんで笑ってんのよ!」


結花は
少し怒ったようだった。



「よく考えてみろよ…」


一真は話始めた




「咲ちゃんは優のことを

 覚えていない。でも

 俺たちのことは覚えている

 と言うことは…

 この優と愛しあった

 一年間の記憶がなくなって

 いるんだよ…」




「そーだね…」



「まだわからない?w」



「…なにが?」




「チャンスが来たんだよ!

 おれと結花ちゃんにっ!」



 ハ ハ ハ ハ ハ ッ



一真は笑っていた…。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ