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おれのペット

第6章 誘惑





シャ――ッ





朝か…

カーテンの開ける音で

目が覚めた。




…カーテンっ!?



「さきっ!?」


思わず飛び起きてしまった。



そこには
見覚えのある制服姿



「あっ新城おきた?」



結花だった。



「なんでいんだよっ」




「どーせ今日も学校

 行く気なかったでしょ?

 だから起こしにきたの」




「・・・ねる」




おれはまた
布団にもぐりこむ…



昨日…。


あれから帰って…

なにしたっけ?


鍵もかけ忘れてたみたいだし




「起きなさーい」



足音が近づく



「…いやだね」



目をつむったまま
返事する。




「起きないと…w」




結花がベッドに
しのびこんできた



「朝からこんなにして…」


結花の手が…



「って何してんだよ!」



おれは起き上がり

結花と距離をおく




「…期待してたんじゃないの?」



結花の上目遣い…


すごく可愛い




ってなに考えてんだよ…




「起きればいんだろ

 起きれば…」



おれはベッドから出た。


結花は
不満そうな顔だった



起こしにきたんじゃねーの?


と思いつつ




「シャワーあびる」


そう言って
浴室に逃げた…



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