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まとまらないお話たち

第9章 9

『……一通り調べてみましたが、生命反応0。まぁこの星は大きいし我が惑星より広いですから? ここだけの反応かもしれませんし……とにかくリクール星での生活をまたやり直すと思えばいい。頑張って下さいよ、ご主人』
〝私はここで待ってますから〟。
そんなテレパシーが脳に伝わってきたかと思うと、室内の非常灯の灯りを残し、X-02は“眠り”に入った。
「……」
機械に頑張れと言われてもな……。
とりあえずもぬけの殻だからと言ってすぐに帰るような情けない真似はしないつもりだが。

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