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まとまらないお話たち

第17章 17


宿へ着くと。
すぐにも着替えたいところを皺3本のユリユシュから上着返せコールあーんど、飯食べないのか? 食べちゃうゾ発言をかましたヤルミルにより、やむなくベビードール姿でお食事。
『コレ首んトコで紐結んであんだな。とったらどうなるんだ?』としたり顔で訊いてくるエリヤの妨害に阻まれつつも10分以内に片付けた。
そ・う・し・て。
「いっ…!」
いやあああと絶叫しそうになるのを何とか胃の辺りで抑え込みつつ、ドレッサーに映る自身を凝視。
光沢のある生地で出来たワンピース。
ノースリーブという訳ではなく、裾も膝下まである。
着心地はもちろんのこと、何よりも肌触りがいい。
イイ…けども。
「(なっ…んで、胸の部分が透けてるのかなぁー?)」
見ればスカート布も角度によっては腿の部分まで薄いところが。
…何コレ。
シースルーよりもタチが悪いゾ?
ウン…?
「……………」
着替えよう。
脱ごう。
「カシイちゃーん。支度出来たかい?」
そう思ったところでドアが開いた。
ぴょこっと顔を出したのは…エリヤ。
「あ……」
「…えっと…ユリユシュがお怒り寸前で……OK?」
気まずいのはなんでだろう。
ってかあの短気男、本当にどうにかしてほしいが……仕方ない。

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