まとまらないお話たち
第3章 3
「(あーうー寒い…)」
ぶるぶると体が震えて、思わず両腕を抱き締める。
どうして心地良い風が吹く春が間近な3月、のはずなのにこんなに冷たい雨が朝から降って寒いの?
とりあえず今日は例の集会の日で、大事な仕事を受け持つ私は休む訳にはいかないので行くけれど。
「(新しい数学の先生…優しいといいな)」
そうそう。
世界史の守屋先生みたいに70以下は毎日放課後残って課題!…とか、そんなこと言わないやさしーい、あまーい(?)、女の先生がいいな。
「(それと出来れば若い人が…)」
中学部にはそういう優しくて綺麗で若い女の先生が多いから男子生徒とかはよく会いに行っているけれど。
やっぱり女子生徒としてもね……話の合うのはそれなりに若い先生だし。
かと言って若い男の先生は…うーん、という感じなんだけど。
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