まとまらないお話たち
第4章 4
首を傾げたミールをよそに、張本人の青年は軍手をした手をはっと腹部にあてる。
「…………あぁ、すみません。後で食べるので…そこ、置いておいてください」
羞恥心が心を支配していく中、宿主に告げる。
断るつもりだったが仕方ない、赤い顔と空腹のサインは隠せないから。
実を言うとあの日、自分に差し出したのはあんな風な「料理」とも言えないものだったのに。
いきなりこれは……この差はないだろう。
なんだあれは、手抜きをしたのか?
しかし宿主いわく、
「すみません、あの日は…その、失敗しまして……」
それ以降は聞かなかった、わかってるよ、そんなこと。
まぁ自分はあの日までは単なる「安い儲け」としかならない客人だった訳だし、それが急にこんな「手伝い」で……いや、自分も関係あるので手伝いではないかもしれない。
もしかしたらミールがいるから? 女性には優しい…?
まぁ、「女の子をあんな料理でガッカリさせたくない」という心も確かにあるかもしれない。
やめよう言うのは、気にするのは。
あの料理は別に毒とかなんでもなかったし、「見た目」上の問題だったし、
「…なんだ、ヴェーデお腹空いてたんじゃんー。隠さないでいいのに」
くすくすと笑う少女にどうこう言うつもりもない、…未だ赤い顔のまま頬を膨らませ軽く吐息。
「…………あぁ、すみません。後で食べるので…そこ、置いておいてください」
羞恥心が心を支配していく中、宿主に告げる。
断るつもりだったが仕方ない、赤い顔と空腹のサインは隠せないから。
実を言うとあの日、自分に差し出したのはあんな風な「料理」とも言えないものだったのに。
いきなりこれは……この差はないだろう。
なんだあれは、手抜きをしたのか?
しかし宿主いわく、
「すみません、あの日は…その、失敗しまして……」
それ以降は聞かなかった、わかってるよ、そんなこと。
まぁ自分はあの日までは単なる「安い儲け」としかならない客人だった訳だし、それが急にこんな「手伝い」で……いや、自分も関係あるので手伝いではないかもしれない。
もしかしたらミールがいるから? 女性には優しい…?
まぁ、「女の子をあんな料理でガッカリさせたくない」という心も確かにあるかもしれない。
やめよう言うのは、気にするのは。
あの料理は別に毒とかなんでもなかったし、「見た目」上の問題だったし、
「…なんだ、ヴェーデお腹空いてたんじゃんー。隠さないでいいのに」
くすくすと笑う少女にどうこう言うつもりもない、…未だ赤い顔のまま頬を膨らませ軽く吐息。
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