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まとまらないお話たち

第4章 4

まぁ…彼の時間を邪魔してしまったことは悪いと思うから、何も後を追うようなことはしないけど。
(一応紳士なりに、自分の前では吸わなかったし。…別に気にしないのに)
どうして彼は言わなかったのだろう。
適当に、面倒臭そうに「綺麗だから」とか言うかと思ったら。
そんなお世辞はもう幼少の頃に聞き飽きたということを、またもこちらの顔色から感じた?
「……(や、違う)」
ただこちらの反応がうるさいと思ったからだろう、どうせ何を言ってもただのお世辞だと思われて「うるさい何度もそんなこと言われたもんー」とか言われるに違いないと思ったに違いない。
……はい、確かにそう言ったかもしれないです。

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