まとまらないお話たち
第5章 5
三角関係の中に踏み込む勇気が自分にはなくて。
どんな女性でもまずはちょっかいを出す約一名とメイの関係には、それはもう驚いたけど。
「……す、すみません。そういう風に見たことないので…」
女の子の時のリンは好きだ。
それは自信もって言える。
可愛いから。
ちょっと違うかもしれないけど、からかうロウと同じ感情。
けど、じゃあ元の男バージョンは? と聞かれると――。
「そもそも………………、なんです」
「あ?」
低い声に思わずレピアは怖くなってつい大声で、
「こういうのっ、初めてなんです…! だからどうしたらいいかわからなくて……っ」
「……初めて?」
がばっと顔を上げたリンの意識はそこ一点に集中し、
「わっ…悪いですかっ」
見つめ返されたレピアは、赤い顔のままムッとした態度で返した。
「ああ、いや……」
生返事で返すリンの脳内思考を、レピアが解るはずもなく。
「?」
バージン→無理矢理→後で怖がってさせてもらえなくなる。
よりは…もっとじっくりゆっくり時間かけて進めて→虜にしたほうがお得?
「………」
とてもクダらない妄想は、ものの数秒で結論に至った。
「…あ、あのリン…さん?」
無言が恐ろしくておずおずと名前を呼んだレピアの気持など、考えずに。
「わかった、途中までにしといてやるよ」
リンは黒く微笑んだ。
「途中? …ひゃあっ!?」
意味がわからず小首を傾げたところでレピアの体がビクンとはねた。
いつのまに侵入していたのか、下着の中に入り込んだ彼の手が、すっと秘所をなぞったのだ。
「なっ、なにをして……!」
「いいからいいから」
ニッと笑うリンの行動は手早く、手をかけてするりとそれを下ろす。
慌てて足を閉じようとしたが逆に掴まり開かされてしまい。
「ひ…ッ、」
開いた足の間に強引にリンが体を割り込ませたところで、…ついにレピアの中で何かが切れ、
「っっ、、、メイちゃ――――――ん!!」
手が出るよりも前に。
自分でも驚くほどの声を上げていた。
「…!?」
リンがはっと目を見開き、慌ててレピアの口を手で塞ぐ。
「馬鹿っ、声上げるなって…!」
顔を寄せて低い声で囁くリンの手の下、レピアの口元が緩む。
部屋、壁薄い。
なおかつ満室。
それつまり、声を上げれば誰かしらに届くということで。
いくら恋人とのお楽しみ中でも……メイは、来てくれるはずだ。
どんな女性でもまずはちょっかいを出す約一名とメイの関係には、それはもう驚いたけど。
「……す、すみません。そういう風に見たことないので…」
女の子の時のリンは好きだ。
それは自信もって言える。
可愛いから。
ちょっと違うかもしれないけど、からかうロウと同じ感情。
けど、じゃあ元の男バージョンは? と聞かれると――。
「そもそも………………、なんです」
「あ?」
低い声に思わずレピアは怖くなってつい大声で、
「こういうのっ、初めてなんです…! だからどうしたらいいかわからなくて……っ」
「……初めて?」
がばっと顔を上げたリンの意識はそこ一点に集中し、
「わっ…悪いですかっ」
見つめ返されたレピアは、赤い顔のままムッとした態度で返した。
「ああ、いや……」
生返事で返すリンの脳内思考を、レピアが解るはずもなく。
「?」
バージン→無理矢理→後で怖がってさせてもらえなくなる。
よりは…もっとじっくりゆっくり時間かけて進めて→虜にしたほうがお得?
「………」
とてもクダらない妄想は、ものの数秒で結論に至った。
「…あ、あのリン…さん?」
無言が恐ろしくておずおずと名前を呼んだレピアの気持など、考えずに。
「わかった、途中までにしといてやるよ」
リンは黒く微笑んだ。
「途中? …ひゃあっ!?」
意味がわからず小首を傾げたところでレピアの体がビクンとはねた。
いつのまに侵入していたのか、下着の中に入り込んだ彼の手が、すっと秘所をなぞったのだ。
「なっ、なにをして……!」
「いいからいいから」
ニッと笑うリンの行動は手早く、手をかけてするりとそれを下ろす。
慌てて足を閉じようとしたが逆に掴まり開かされてしまい。
「ひ…ッ、」
開いた足の間に強引にリンが体を割り込ませたところで、…ついにレピアの中で何かが切れ、
「っっ、、、メイちゃ――――――ん!!」
手が出るよりも前に。
自分でも驚くほどの声を上げていた。
「…!?」
リンがはっと目を見開き、慌ててレピアの口を手で塞ぐ。
「馬鹿っ、声上げるなって…!」
顔を寄せて低い声で囁くリンの手の下、レピアの口元が緩む。
部屋、壁薄い。
なおかつ満室。
それつまり、声を上げれば誰かしらに届くということで。
いくら恋人とのお楽しみ中でも……メイは、来てくれるはずだ。
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