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片想い

第18章 色に出にけり

今日も彼女を見たくて

屋上へ向かう

扉を開けた向こうに

寂しげな雰囲気をまとった

彼女が空を見上げていた。

そして、いつもと違うのは

その頬に一筋の涙が流れていたこと。

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