妹萌えフラグ
第4章 兄の墜落
「いっ…たい!」
涙目になるユイ。
接合部分からは、生々しく血が流れている。
「や…痛いなら別に…」
「だいじょぉ…ぶ!」
そう、顔をしかめながら、ユイはストロークに腰を動かし始めた。
なんとも言えない感覚が俺を襲う。
息子を締め付ける圧迫が、とんでもなく気持ちいい。
「んっ…!なんか…だんだん気持ち良くなってきたよぉ…」
ユイが喘ぎながら言った。
てか、これ以上はヤバい。
イッてしまいそうだ。
早く外に出さねば。
「ユイ…どけないと…」
「いやっ…だぁ!」
ユイが、ガクンと腰をおろす。
その瞬間、
「うぐあぁっ!」
「ひゃうぅんっ!」
俺達はイッテしまった…。
ユイの下腹が少し膨らむ。
「お兄ちゃん…。」
「ちょ!早く抜かねえと!」
ユイをどかそうとするが、なぜかユイは動かない。
気がつけば、俺の腰に足を回していた。
「えへっ♪だいしゅきホールドだよ♪」
えへっ♪じゃねえよ!
ヤバいって!
限りなくヤバいって!
「早くどけろって!って、何やってんだよ!?」
ユイは、再び腰を動かしていた。
「もっかい、イこーよ!」
「いかねぇよ!」
「あぁっん!とか言って、私の中で大きくなってるじゃん♪」
「なっ!」
「体は正直だよっ♪」
そうして、俺はまたユイに押し倒された。