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年下なんて関係ないっ!

第2章 偶然?いや、奇跡?

私はそのまま、お昼休みに入るまで、全く仕事に集中できなかった。

そして、ぽけーっとしたまま、爽子に連れられ、社員食堂にやってきた。

いつもと同じ大盛りの定食Aを口に入れながら、私は天を仰いでいた。

「ねぇ…どうしたの?…紗江!」

『はっ!』

気がつくと、爽子が鬼の形相で私を見つめていた。

「さぁ、あんたがボケボケしてる理由を話せ!」

『…はい』

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