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年下なんて関係ないっ!

第2章 偶然?いや、奇跡?

彼は残業はないはずなのに、残っていた。

終業時間間際、後輩の女の子たちが戸塚を褒めているのを聞いた。

「戸塚くんってさぁ、あんだけかっこいいのに自慢しないしぃ。真面目だしぃ。」

「ほんと、ほんと。あんな人が彼氏だったらなぁ。フリーなのかなぁ。」

「あたしも気になるぅ」


ふんっ。あたしの方が先に気づいてるもん、戸塚くんがいい人ってことぐらい。



てか、そんなこと、考えてるあたしは戸塚くんのこと、好きなのかな?

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