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年下なんて関係ないっ!

第3章 教育係

ブツブツ、文句を言いながら、最寄り駅に着くのを待った。

『ふぅー!やっと、満員電車から抜けられた!』

「先輩、いちいち、うるさいですよ」

『あっ!戸塚、ちょっと、こっち来て!』

「なんですか?」

あたしは戸塚をベンチに座らせた。

『足、出して』

「なんでですか?時間ないですよ」

『まだ、間に合うから!早く!』

戸塚は渋々、足を出した。

靴下を脱がせると、足の甲には、わずかに血がにじんでいた。

『ほら、やっぱり!さっき、顔、しかめてたでしょ?ヒールの人に足、踏まれてたから』

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