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もっとして♡

第1章 最高で最低な彼

はぁ…もう何か散々なクリスマス…

何かいいことないかな〜

グイッ

カチャン

………はい。本日二度目。
障害者用トイレなう。

もちろん、押し込んできたのは3人…

ではなく、1人。

「何?」

心「……」

「えっ…ホントに何なの?」

ドンッ

さっき孝先輩にされた事同じようにこ手を拘束して、逃げられないようにしてきた。

で、後ろは壁、あたしの足の間には心の足。

「し…ん…?」

心「さっき言ってた幼馴染みと俺。どっちがいい?」

心が真面目な顔で言ってきた。

「どういう…こと…?」

心「ッ…///好き…なんだよッ…///」

「う…そ…」

心「嘘じゃねぇ…//」

「な…んで…?だって、心の周りにはもっと綺麗な人いっぱいいるよ?」

心「…俺たちが初めて会ったの覚えてるか?4月の体育の時間。凛のクラスと俺のクラスが合同で、俺は見学してた。まぁ、サッカーなんてやりたくなかったし…そんな時、凛が蹴ったサッカーボールが俺の隣に転がってきた。」

「あぁ‼そうそう‼それから、あたしが心に話しかけたんだよね。“キミ、よくサボってるよね?"って」

心「それで俺はいつも女にしてる様に誘った。そしたら、いきなり凛が笑って、でも目は笑ってなくて…ふざけないで‼って怒られたんだよな。俺の誘いに乗ってこない女なんて居なかった。凛が初めてだった。俺はそれから凛が気になりだしたんだ」

「そう…なんだ…//」

心「で、俺とその幼馴染み…どっちがいい?」

「もし、幼馴染みって言ったら?」

心「無理やり襲う」ニヤ

チュッ-

レロレロ…

「んふぅ…んぁ…」

心が舌を絡めてきた。

裕志さんには考え中って言ったけど、幼馴染みとは付き合わないつもり。
何かあたしにはしっくり来ないから。
やっぱり幼馴染みは幼馴染みって関係が一番いい。

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